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September 2008

09/29/2008

x22:不思議の国のアリス(9)

今日は第5章。

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09/27/2008

x21:「A Thousand Splendid Suns」

Khaled Hosseini の2作目。「カイトランナー」に続いてやはりアフガニスタンが舞台だが、今度は女性2人の視点から描いている。前作はちょっと作り過ぎている感じがして引いてしまったが、今回も話の運びはまだまだぎこちない(後半のほうはよくなってくるが)。前作は黙読だけで音読はしなかったが、今回はいきなり全体をオーディオブック化してみた。音読してみると、この著者は意外とイメージをビビッドに操りながら書いていることがわかる。そうしたクリエーティブな工夫が、売れる文章というか、彼の英語の読みやすさにつながっているようだ。うん、ちょっと見直した。

アフガニスタン人の登場人物名や地名の発音を調べるのには手間がかかる。Lailaはライラかレイラかライーラか、とか。でも、ある程度そうした手間は惜しまないようにしないと、後で聴き返すたびに自分で恥ずかしい思いをするから、そういう言葉が出てくるたびにレコーダーを一時停止して辞書をひいたりグーグルしたりしている。(それでもわからずにエイヤっと決めたのもあるけどね)。いくら人に聴かせるためではなく自分のために作るのだとはいえ、オーディオブックという形あるものを作る以上は、間違いはなるべく減らしておきたい。読んでいてアクセントの位置や読みが不明な言葉が出てきた時も同じ。一語たりともあいまいにしないぞ、という気構えでやることが、次の進歩を生む。(ペーパーバックを読む時は、分からない単語はいちいち気にしないで読み飛ばせ、と勧める人も多いようだが、ある程度上級になってきたらそれではいかん。分からない単語は片っ端から意味を知りたい、ぐらいのおう盛な好奇心がなくてどうしますか。意味を知らない単語をただ目で追ったり発音したりするだけじゃ意味ないじゃん。)

さて、以下は産気づいて苦しむヒロイン(第二妻)をもうひとりのヒロイン(第一妻)と旦那がタリバン支配下のカブールの病院に運び込むシーン。ついこの病院の惨状を現実の投影であるかのように思ってしまうが、実際はどうなんだろうか…。
(P.S. 後日(10/5)、ペシャワール会の中村哲氏著「医者 井戸を掘る」をざっと読んでいたら、この方の見たアフガニスタンの女性像やタリバンの性格などは今回取り上げた本書のそれとはずいぶん違っているようだ。また、アメリカから発信されるアフガニスタンの報道はたいへん偏っている旨を指摘しておられる。いずれにせよ、一面的な判断は禁物と改めて自分を戒めたい。)

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x20:不思議の国のアリス(8)

ふたたびアリス。今回からは1章ずつまとめて掲載する。

この本が創り出すイメージは鮮明かつ強烈なので、音読にはうってつけだ。前回紹介した「Thinking in Pictures」の著者のように、言葉をビジュアルイメージに変換することを心がけつつ、読み上げ、録音し、聴き返すというプロセスをお勧めしたい。そのうち音声から自然にイメージが浮かぶようになればしめたものだ。

第4章

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第4章おわり

09/25/2008

x19:テンプル・グランディン著「Thinking in Pictures」

これもNPRのポッドキャスト(Fresh Air)で著者インタビューを聴いて興味を持った本で、自閉症ながら動物心理学の研究で特異な才能を発揮している著者が心の内奥を語る貴重な一冊だ。著者は一度見た光景をあたかもビデオのように頭の中に記録し、自在に再生・巻き戻し・早送りできるほか、CAD/CAMソフトのように3Dイメージを回転させたり修正して改良を加えたりもできる。(実際彼女はこの能力を使って機械設備の設計も行っている。)絵でモノを考えるわけだ。この本の題名「Thinking in Pictures」もそこからきている。著者は一般の人と違って言葉でモノを考えるのが苦手で、言葉をとにかく何らかのイメージに変換しないと理解できない、という。

英語を外国語として学ぶぼくたちも、言葉をイメージに変換する、というこのプロセスを強く意識する必要があるかもしれない。このサイトで主張している「音声からイメージを紡ぎ出す」という過程は、この著者が周囲の人々とコミュニケートするために身につけた手法と相通じるところがありそうだ。

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09/23/2008

x18:「シービスケット」

アメリカ競馬の話か、とはじめは手に取る気も起きなかったこの本だが、何年か前に著者のインタビューをNPRのポッドキャストで聴いて俄然興味がわき、一気に読んだ(そのときは黙読だったけど)。文章に飾り気は少ないが、実に筆運びがうまい。ノンフィクションだがストーリーも読ませる。(映画化されたのなんか足下にもおよばない。)1年前ぐらいにオーディオブック化したものを最近聴き直してみたが、いちばんのクライマックスがつっかえすぎて分かりにくかったので、そこだけ再録してみた。以下はSeabiscuit と宿命のライバル War Admiral が一対一で争う大一番の模様。

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09/21/2008

x17:H.キッシンジャー「外交」

子供の本ばかり音読してると思われてもいけないので、たまにはちょっと堅い本を。

これはやたら長い本で、気軽に読み飛ばせる内容でもないから、録音をはじめて1年以上になるけどまだ終わっていない。もう録音時間も軽く20時間を超えたが、まだこのあとベトナム戦争から冷戦終結までが残っている。あと10時間はかかるだろう。まさに大著。冷戦勝者によるはじめに結論ありきの歴史観なので割り引いて読む必要はあるが、分析自体は面白いし決して退屈な本ではない。文章はやや長くて最初は気後れするが、構文をしっかりとらえて読み上げればめちゃくちゃ難解ではない。

以下はケネディ政権頃の米英仏の核戦略をめぐる駆け引きを扱った部分で、空中発射核ミサイルSkyboltの開発中止の波紋を描いた一節。

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x16:不思議の国のアリス(7)

今日は一気に第3章をぜんぶ。

1
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第3章おわり

09/19/2008

x15:不思議の国のアリス(6)

前回「ネイティブを真似るな」と書いたけど、「参考にするな」といっているのではない。上手なネイティブの朗読はすごくためになるし、吸収できる部分はどんどん吸収すべきだ(棒読みネイティブもそうとう多いけどね)。ただ、オウム返しのように無批判に全部真似するのはやめよう、といいたいわけ。ことばを話すという行為は、ある意味で音楽の演奏に似ている。その人独特のキャラクターがにじみ出てこないと、演奏する意味がない。ビートルズのコピーバンドがいくら上手でも、ビートルズを超えられないのと同じだ。真似するというのは自分を殺しているわけだから、これは根本的に間違ってるとぼくは思う。手にしたテキストからどんなイメージが紡ぎ出されるんだろう、と考えながら読み進めることに無上のよろこびがあるわけで、なにも他人が解釈したものの真似に汲々とすることはないでしょ?

第2章つづき

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第2章おわり

09/18/2008

x14:不思議の国のアリス(5)

もうひとつだいじなのは、ネイティブらしく発音しようとか、ネイティブを真似ようという意識を持たず、あくまで自分が納得できるコミュニケーション(=自分へのコミュニケーション)を目指すことだ。これを読んでいる皆さんはきっといやというほどリスニングはしておられるだろう。もちろんそうした努力は続けてほしいが、音読の時はお手本どおりにシャドーイングやリピーティングをするのではなく、自分のことばとして読み上げたほうがいい。とうぜん即興性が求められる。イントネーションも自然と自分で工夫せざるを得ない。ワンパターンになったり、わざとらしく聞こえては自分が納得しないだろう。録音を聴いてみればいろいろ考えさせられるので、そこを次回にもっと進化させればいい。ことばには生命力がある。音読はこれをひきだす絶好の手段だ。だから決して受け身にならないことが大切。ネイティブ崇拝はやめて、自分のことばとして読み語っていくことが、長く楽しむヒケツだ。

第2章つづき

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第2章つづく

09/17/2008

x13:不思議の国のアリス(4)

今日から第2章。

オーディオブックのメリットは、かなりの長さをもった素材を集中的に聴けることだ。だから、ほんとはこんな小間切れじゃなく15分ぐらいづつのファイルでアップしたいんだけど、今月からココログの仕様変更でできなくなった。

自作オーディオブックは、極端にいうと自分のためにしかならない。でも、いったん作れば自分にとっては千金に値する。ひとつには、まとまった作品を仕上げたという充実感がわくからだ。これを繰り返し聴くことで、自分の発音の問題点を発見するたたき台にも使えるし、英語の音から意味をイメージする訓練にもなる。あなたも人のばかり聴いてないで自分でやったほうがいい。

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第2章続く

x12:不思議の国のアリス(3)

今回で第1章はおしまい。ところで前回、録音したものを聴き返すときの注意点として強弱アクセントを挙げたけど、もう1つ挙げるならやはり発音かな。自分で聴いてみて何と言っているかわからない部分があったら、たぶん発音ミスと考えていい。ぼくの場合、この方法をはじめた頃は「W」がどうしても納得のいく音に聞こえなかったので、あれこれ工夫して矯正した。苦手な音や工夫のしかたはひとそれぞれなので、がんばってね。

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第1章終わり

09/16/2008

x11:不思議の国のアリス(2)

いくら音読がよいといっても、ただ読みっぱなしにしていては効果がない。録音/自己チェックしてこそ意味があることをお忘れなく。

チェックのポイントをしいて1つ挙げるなら、ストレス(強弱アクセント)の位置かな。これを間違えるとネイティブには通じないし、ネイティブでなくとも相手を混乱させてしまう。間違えておぼえてしまっている単語も案外多いのでは? 「あれっ、どっちだったっけ」と思ったらこまめに辞書で再確認すること。リスニングでも、自分の思っているのと違う強弱アクセントで発音されているのを聴いたら、辞書で確認しておこう。英米で違っていたり、2種類以上あったりするのもあってややこしいが、それらも含めて覚えてしまおう。え、面倒だって? そこが大間違い。根気も必要なのよ。

第1章 続き

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第1章 あと1回続く

09/14/2008

x10:不思議の国のアリス(1)

「オーディオブックの自作」をおすすめする立場上、一冊ぐらい丸ごと掲載してみなきゃと思って、この本を録音してみた。著作権が切れていて、しかもわりと短い(全部で2時間半ぐらい)というのが最大の理由だ。それに、いちおう子供向けなのでむずかしい言葉には著者自らごていねいに説明を加えたりしている。それでも、英語を音で聴くことに慣れていないとぴんとこないだじゃれやナンセンスな韻文がいっぱい出てくるので、決してあなどれない。今回読んでみてはじめて納得できた部分も多かった。このモンティ・パイソン的なナンセンスギャグの世界を細部までうまくイメージできれば、おとなでも結構楽しめる。ぜひ原語で味わうべき本の1つだろう。

録音は済んでいるけど、ココログにアップロードできる容量が1ファイルにつき1MBまでに制限されてしまったので、数件ずつ順次アップロードしていく。最終的にはファイル数が100を超えるかも。

第1章

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第1章 続く

09/08/2008

x9:「The Story and Science of the Reading Brain」の書評

脳はどうやって活字をイメージに変換しているのかを扱った本を探していたら、Proust and the Squid: The Story and Science of the Reading Brain(Maryanne Wolf著)という新刊本があった。ただしアマゾンに載っていたWashington Post紙の書評によれば、学術論文的な部分が多すぎてかなり読みにくいようだ。そう聞いてしまうとちょっと手を出しづらい。ただ、この書評にはぼくが興味を持つテーマが簡潔にまとめられているので、一部紹介しておこう。

Anyone who reads is bound to wonder, at least occasionally, about how those funny squiggles on a page magically turn into "Bare ruined choirs, where late the sweet birds sang" or "After a while I went out and left the hospital and walked back to the hotel in the rain." Where did this unlikely skill called reading come from? What happens in our brain when our eyes scan a line of type? Why do some of us, or some of our children, find it difficult to process the visual information held in words? . . .
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. . . Humans were never genetically designed to read, and this peculiar technique of sustained mental attention could be reduced, reconfigured or even lost in the rising digital age: "Will unguided information lead to an illusion of knowledge, and thus curtail the more difficult, time-consuming, critical thought processes that lead to knowledge itself? Will the split-second immediacy of information gained from a search engine and the sheer volume of what is available derail the slower, more deliberative processes that deepen our understanding of complex concepts, of another's inner thought processes, and of our own consciousness?"
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(from The Washington Post review by Michael Dirda of Proust and the Squid: The Story and Science of the Reading Brain by Maryanne Wolf)

ワシントンポストの批評家に比べると、このMaryanne Wolfセンセイの引用部分は明らかに音読しづらい。文章長すぎ。イメージもわきにくい。大事なポイントは突いていると思うけど、やっぱりこれは黙読向きの本かも。

09/05/2008

x8:「老人と海」

「私は自分を客観的に見ることができるんです、あなたとは違うんです」、と語気を強めた人がいた。自制心を失った挙げ句に「私は自分を客観視できる」と言い放ってしまう矛盾。後でビデオを見て恥ずかしくなかったろうか? 

自分を客観視するには、たとえば鏡を見るとか、答える前にひと息入れるとか、「観察する自分」と「観察される自分」との間に何らかの距離を置く必要がある。音読したものを録音する意味もそこにある。自分の読んだものがどんなふうに聞こえるのかを別の視点から確かめておくことが大切なのだ。録音してみると、こりゃまずかったな、という点が必ず見えてくるし、そこを直していけば必ずよくなる。逆に、録音しなければそうした点はぜったいに直らない。人に間違いを指摘されないためには、自分でこつこつ直していくしかないのだ。自作オーディオブックは、自分を客観的に見るための鏡となる。

今日はヘミングウェイの「老人と海」から、まず冒頭。

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そして最後に港に戻ってきた老人の姿。

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09/04/2008

x7:H.G.ウェルズ「盲人の国」(2)

洋画の字幕版を見ているとつい字幕に目がいってしまう、という経験はないだろうか? DVDを字幕オフで見るとよく聞き取れるのに、同じものを字幕オンで見るとなぜか聞き取れずに字幕に頼ってしまう、というのもよくあること。どうやら目は文字情報を「目ざとく」見つけて、耳で聴いた情報よりも優先的に処理する傾向があるようだ。

前回も書いたが、音声情報を理解しようとするときは視覚情報をなるべくシンプルに抑えるのが正解だ。特に文字情報は極力見ないほうがいい。家で洋画を見るときは、字幕部分を隠すぐらいの努力をすべきだろう。最近のテレビは画面表示サイズを変更できるので、ある程度拡大すればだいぶ字幕を隠せる。

一方、音声情報の理解や記憶を助ける視覚情報もある。たとえば、リスニングをしながら徒歩や乗り物で移動しているときに自然と目に入る「動く風景」がそうだ。あとで同じ音声素材を聴き返してみると、最初に聴いた時に見たものや、そのとき自分がどこにいたかががはっきりよみがえってくる。音声情報と周囲の光景が無意識のうちに脳内でリンクされるのだ。こういうときは不思議とリスニングに集中できている。

リスニングへの集中を助けるものは、移動風景のほかにもうひとつある。軽い運動をしながら聴くことだ。ダンベル、ステップ、トレッドミル、エアロバイクなど、わりと単調で負担の少ないものが適している。体を動かすので眠くならない、という効果もあるし、たぶん脳がこうした運動で使う部分とリスニングで使う部分はバッティングせず、かえって互いに刺激し合うんだろう。

というわけで、今日のサンプルは前回のThe Country of the Blindの後半。

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