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October 2008

10/31/2008

x39:「ファインマンさん、ご冗談でしょう」

ノーベル物理学賞を受賞した故リチャード・ファインマンの破天荒な自伝(Surely You're Joking, Mr. Feynman!)。だいぶ前に読んで面白かったのをふと思い出して、ページがもう茶色く変色したペーパーバックを書棚から探し出し、オーディオブック化してみた。ちょうど1年ほど前のことだ。

改めて読んでみると、以前持っていた印象よりもかなり荒っぽく書かれた本だなという気がしたが、読み進めるうちにその口語的リズムが心地よく感じられてきた。録音したのは1年ほど前だが、最近聴き返してみるとまたそれなりに楽しめる。不思議な魅力のある本だ。自分の欠点から何から全部正直にさらけだしながらも一本筋の通ったファインマンの生き方には、あらためて脱帽する。オーディオブック化してみたおかげで、こんな本だったんだなと改めて全容を理解できて嬉しかった。

その中から、著者がカリフォルニア州の教科書選定委員を務めたときのエピソードを語った章「Judging Books by Their Covers」を紹介しておこう。教科書を選ぶなら全部目を通して読まなければ、と律儀にやっていたのは委員の中でもファインマン1人で、他の委員は出版社の接待攻勢にかまけて読んでいなかった。だから、印刷が間に合わずに表紙以外は白紙の教科書候補にすら、委員の数人がそこそこの評点をつけていた。なんていうくだりは思わず笑ってしまう。それってきっと日本の教科書選定でもあるんじゃないの?


サンプル1分:
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10/30/2008

x38:海外ニュース誌の記事 The Economist

ロール状の粘着テープでX線写真が撮れる!? という短いお話。イギリスの経済誌The Economistのウェブサイトを見ていたら、科学技術欄にこんな記事が載っていた。(ココログで全文掲載できるなんて信じられない短さ! でも面白いよね。)

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10/29/2008

x37:シャーロック・ホームズの冒険より「A Case of Identity」

前に掲載した「The Copper Beeches」に比べると謎というほどの謎はない事件だが、文章には工夫を凝らした観がある。サンプルでは割愛したが、冒頭で依頼人がホームズの下宿の外で逡巡し、決意して部屋に入って来るまでの描写は、コナン・ドイルにしてはなかなかユーモラスだ。(比喩がどれも冴えている。泳ぐ人のたとえは、確かダンテの神曲のはじめのほうにも似たようなのがあったかな…)ただ、ホームズとワトソンが手をとりあってピーターパンよろしくロンドンの空を飛び回る、という空想のくだりはユーモラスというよりややキモイけど。

サンプル:
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10/28/2008

x36:不思議の国のアリス(15)

今日は最後から2章目のChapter 11。


最初の1分:
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10/25/2008

x35:海外の新聞記事 ホーカーさん殺害事件で容疑者「自殺」?

リンゼイ・ホーカーさん殺害事件で指名手配中の市橋容疑者が「自殺」、とイギリスのThe Times紙が報じたことを聞いて、当の記事をあたってみた。2008年10月24日付けのExclusive: Killer of Lindsay Hawker, teacher buried in bathtub, 'commits suicide'という記事(http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/asia/article5001121.ece)で、筆者はRichard Lloyd Parry, Asia Editor, in Tokyoとなっている。

いちばん気になるのは、「容疑者自殺」と報じるだけの根拠があるのか、という点だ。Exclusiveということはスクープ扱いである。The Timesほど名の通った、しかも一応はタブロイドではない新聞がExclusiveとして報じる以上は、相当自信があるに違いない、と思いたいところだ。しかし記事を読む限り、この自殺説に関してこの記者の情報源とみなし得るのは、最初に出てくる"senior detectives believe that~"という箇所と、後で出てくる"a police source"だけだ。しかも発言内容はどちらも情報源による「推測」でしかない。また、前者のほうは言い方があいまいで、一見記者が直接話を聞いて確認したかのようだが、又聞きのようにも受け取れなくはない。仮に複数のsenior detectivesがそうした見解を記者に述べたとしても、それだけで"the killer [. . .] has almost certainly committed suicide, Japanese police have concluded"と言い切る裏付けには到底ならないはずだ。

こういう裏付けの乏しい記事を報じるこのAsia Editorやデスクには、正直あきれる。この新聞の水準の低さは推して知るべしだろう。うがった見方をすれば、日本の警察当局の無気力捜査に怒って世論をたきつけようという狙いもあるのかもしれない。つまり、裏付けの乏しさは承知の上で、「日本の警察は公には捜査を続けるジェスチャーをしているが、裏では『もうとっくに自殺してるはず』とあきらめている」、と非難しているわけだ。しかし、それをやりたいなら社説やコラムでやるべきで、記事として報じるのは報道の歪曲にあたる。新聞側は'committed suicide'に引用符をつけて責任逃れをしたつもりかもしれないが、引用符はむしろ'Exclusive'と'Editor'の語に付けるべきであろう。

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10/22/2008

x34:カール・セーガン「コスモス」

昨日紹介したThe Timesのコラムでは、あまりにカール・セーガンの「コスモス」や「コンタクト」などからのアイデア借用が多いと感じたので、「コスモス」をパラパラとめくり直してみたが、やはりその印象どおりだった。実はオーディオブックの自作を始めて最初か2冊目ぐらいに録音したのがこの「コスモス」だったので、内容が強く頭に刻まれており、だから借用には敏感に反応したのだろう。以下はEncyclopedia Galacticaと題された章の最後の部分を再録音したもの。「コンタクト」にも出てくる宇宙からのメッセージのアイデア(電波を使って素数を送信し、別の周波数で多層化されたメッセージと解読のカギを伝達)は、80年頃に出た本書のこの箇所にすでにはっきり示されている。コスモスはまずテレビ番組として放映され、ぼくも結構引き込まれたが、最近本を読み返してみても宇宙に対するセーガンの畏敬の念とイマジネーションの強さは今なお色あせずに伝わってくる。

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x33:海外の新聞コラム(3) 地球外生命体は存在するか?

イギリスのThe Timesに載っていたコラム。王立協会の会長が筆者だったので、どんな話が出るかと期待していたが、あまりに通りいっぺんの内容だったので拍子抜けしてしまった。カール・セーガンの「コスモス」や「コンタクト」(古い!)から思いっきり借用しちゃったような感じ。実際は立派な天文学者で宇宙の成り立ちについての著書も何冊かおありのようだが、それにしちゃインスピレーションに欠けるコラムだな、と勝手に考えた。肩書きは信用すべからず。

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10/21/2008

x32:「Banker to the Poor」

2年前にノーベル平和賞を受賞したMuhammad Yunusの著書。彼はバングラデシュの大学で経済学を教えていたが、貧困者の立場に立って彼らのためになる経済学を学び直したい、と決意する。その結果生まれたのがグラミン銀行という少額金融機関。商売のアイデアを持った庶民にごく少額の融資をすれば、彼らの経済的なポテンシャルが引き出せることを実証してみせた。この話を核に、Yunus氏がその行動的な半生を語ったこの本は、なかなかよい刺激になる。以前NPRのインタビュー番組Fresh Airでこの人の話を聴いて興味を持ち、すぐに本を入手してオーディオブック化した。2年前の録音は今聴くとディクションが不明瞭な部分も多かったため、以下では序文を再録音してサンプル掲載している。


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10/20/2008

x31:不思議の国のアリス(14)

第10章。歌と踊りの部分はおかまショーのようなテンションを出そうと思ったんだけど難しかった…。
この本はあと2章でおしまいだよ。

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10/17/2008

x30:不思議の国のアリス(13)

第9章はストーリーの進展こそ少ないが、言葉あそびモードは全開。公爵夫人のナンセンスな長セリフや、グリフォンとモックタートルのだじゃれ合戦など、まるで寄席でも見ているかのようだ。


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10/14/2008

x29:不思議の国のアリス(12)

こわれたレコードのように繰り返すが、「自分の音読を録音して聴き返すこと」はゼッタイに必要だ。中でも、「聴き返す」という部分が重要といえる。お勧めしたいやり方は、録音してからしばらく期間を置いて聴き直すことだ。たとえば翌日とか一週間後とか、三カ月後とかに聴いてみると、最初に音読した時の文字情報その他の記憶がだいぶ薄れているので、まるで他人の録音を聴くように客観的になれる。その状態で聴いてみて、意味が明瞭に聴こえてくるかどうかを評価し、直すべき点を絞り込んで次回から修正していけばいい。「この母音があいまいすぎてsitかsetか分からん発音になっている」、とか、「ここの子音が弱すぎて何の単語か意味不明になっている」、といったふうに、直したい点が見えてくればしめたものだ。

話し言葉の意味は音で伝わるので、発音があいまいだとコミュニケーションが停滞する。そもそも自分で聴いてみたって分からないような発音をしていたのでは、所詮相手に通じるはずがないのだ。それを手っ取り早く矯正するには、録音して聴き返すのがいちばん、というわけ。ただし、動物に芸を教えるようにまず発音をたたき込もうとするのは本末転倒で、「伝えたい意味が伝わらない→原因が発音の甘さにあることに気づく→矯正する」、というように、まずコミュニケーションありきで考えた結果として発音に踏み込むのが正解だと思う。

もちろんこれと平行して、生きた英語の音に触れて耳を肥やしておかないと、さらなる進歩は望めない。まあ、リスニングについては世間で言い尽くされている観もあるので、ここで今さらいうべきことはあまりないが、ひとつだけ挙げるとすれば、インターネットで聴ける海外のラジオ番組を利用するのが効率的だ、ということかな。特にトークショーやニュースをお勧めしたい。アメリカならNPRのTalk of the NationとかFresh Air、Car Talk、All Things Considered 、イギリスならBBCのNewspodやFriday Night Comedyなど、それこそ1日中聴いても時間が足りないほどたくさんのトーク番組がポッドキャストで聴ける環境になっている。自分の好みに合った番組を選んで習慣的に聴くようにするといい。いろんな人の話し方や訛りを聴き込むことができるので、多種多様な英語の音に耳を慣らすことができ、最大公約数的に通じる発音がどんなものかが見えてくる。そうすると自分の音読のどこに違和感があるかも分かってくるので、矯正もしやすくなる。

話はそのくらいにして、今日はアリスの第8章。

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10/12/2008

x28:キッシンジャー「外交」(3)

この本はベトナム戦争の記述に最も多くのページ(3章)を費やしているが、以下のサンプルはその2番目の章から。手詰まりになったジョンソン大統領が北ベトナムに譲歩を持ちかけざるを得なくなり、北は相手の手札が弱いことを見透かしてさらに高飛車に出る、という、まさに最近どこかであったシナリオだ…。

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10/08/2008

x27:不思議の国のアリス(11)

本を丸ごと一冊音読して録音するのは、英語学習法としては一見ムダが多いようだが、他の何ものにもかえがたいメリットがある。「本の内容に深く没入できる」という点だ。

ワンセッションが30分や1時間は当たり前、というオーディオブック自作の過程は、あるいみ長距離走と似ていて、無駄な力を抜かなければ続かない。発音も発声も自然と省エネモードを模索せざるを得ない。そして、意識は自然と本の指し示す意味を理解・表現することに集中するようになる。一種のトランス状態だ。こうなると、もう英語を学んでいるという意識はない。あるのはひたすら意味をすくい上げて声で表現するよろこびだけだ(もちろん録音して客観的にチェックすることも忘れてはならないが)。

そうしたよい状態の時に作った録音を聴いてみると、声に外向きのエネルギーがあって、黙って聴いているだけでも(本人には)意味が突き刺さるように伝わってくる。その状態に達するまでには、少し長いものを読み上げる必要がある。10秒、20秒といった単位で練習を繰り返しているだけではとうてい駄目で、少なくとも4,5分はウォーミングアップしたあと10分、20分と読み進めてほしい。それをしないといつまでも自意識が強く残ってしまい、声が内向きになって、伝える力も弱くなる。

第7章

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10/07/2008

x26:キッシンジャー「外交」(2)

ようやくベトナム戦争の章にたどりついた。アメリカが泥沼に足を踏み入れていく過程が米・仏・英・ソ・中・越それぞれの利害と思惑を交えながら描かれている。共産圏の脅威を必要以上に恐れるあまり代理戦争に突入していくアメリカの様子には、9.11以降にイスラム圏を民主主義への脅威と恐れてイラク戦争へと突っ走ったアメリカの姿が重なって見える(ただし石油の利権が絡んで金欲が前面に出ている分だけ今回のほうがもっとたちが悪い)。

以下のサンプルは、ベトナムのゲリラ戦において通常戦力がいかに無力だったかを述べた部分だが、イラク戦争の話かと疑いたくなるほどだ。これって、歴史の教訓は生かされない、という教訓なんだろうか。

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10/04/2008

x25:不思議の国のアリス(10)

第6章。この本でも一、二を争う怒濤のナンセンスシーンの連続。奇妙な夢みたいに鮮明な残像が頭に残る。

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10/03/2008

x24:海外の新聞コラム(2) 副大統領候補のディベート

昨日は古いコラムだったので、今日は最新のコラムをサンプルにしてみた。終わったばかりの副大統領候補のディベートに関するニューヨークタイムズの社説とコラムニストの論評。ペイリン候補に対する評価は両者正反対だ。

まずは社説のほうから。

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次はペイリン支持のコラム。ディベートの内容では特に見るべきところがなかったので、センチメンタルな訴求しかできないらしく、論調はかなり苦し紛れの観がある。

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(preserveのアクセント位置を間違えたけど、笑って見過ごしてね)

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x23:海外の新聞コラムはオーディオブック素材の宝庫

ペーパーバックを一冊吹き込むと、だいたい6時間~12時間ぐらいの長さになる。やってみると思ったほどではないのだが、「そんなに時間はとれない」という人には、ワシントンポストやロンドンのタイムズなど、海外の新聞サイトに毎日掲載されるコラムの音読・録音をおすすめする。これだと長さはせいぜい3分から10分程度で、ただで利用できるし、何よりトピックが豊富でしかも新鮮だ。1日1本吹き込むだけでも、海外メディアの論調や視点がかなりよく実感できる。英語の質はばらつきがあるが、まさに今読まれている生きた英語であることは間違いないので、トライして損はない。

サンプルは昨年末に吹き込んだニューヨークタイムズのコラム。キャスター付きの旅行用スーツケースがいかに周りの人に迷惑をかけているか、という他愛のない内容だ。やや古いが、時事性が薄いぶんだけかえって内容は古びにくいので、息抜きにこれを選んでみた。なお、年末になると各紙がその年のコラムの中から人気の高かったものを再掲載するので、それをまとめて吹き込んでみるのもいいだろう。一年の動きがよくわかる。

ダウンロード 071220HellOnWheels.mp3 (4615.9K)

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